2010年07月21日

命を守る着衣泳・千手小学校

aniiです。
猛暑やドシャ降りと、日本中(世界中)異常な天気が続いている中、今年も6月から開始している[着衣泳]指導に、7/16(金)長岡市立千手小学校(笠井校長)へ行って来ました。

前夜までの大雨に「大丈夫かな? 中止かな?」 と不安でしたが、8時頃から、一気に青空・・快晴となり一安心、生徒達の熱意が届いたかな?と・・

K..K・K・KとKの付く3指導員と合流し、台車に器材を載せ、案内していただいた所が、エレベーター前でした。

不審そうな顔の私達に職員さんが、笑顔で「どうぞ乗って下さい」・・「はい!?」
3Fのボタンが点灯しており、「まさか?」・・扉が開くと、眼前に綺麗なプールが・・・
何と、千手小学校のプールは、<校舎の3F>にありました!!
周囲の住宅を眼下に、西山の稜線が広がり、温水シャワー付の素晴らしい設備にビックリ!
思わず、唸ってしまいました。

当日の対象生徒は。3年生約60名・5年生約60名の120名、学年別に2回分け指導、バディ・人員点呼・各種浮き・潜水・転落体験・スカーリング・フィニング・救助等々を実施し、最初は水を怖がっていた生徒達も少数いましたが、徐々に慣れ、殆どの生徒達が「出来た~!」の歓声を上げ、自ら次の段階にチャレンジする頼もしい生徒も続出しました。

生徒達の笑顔と「ありがとうございました~!」の声に[中年3指導員と若手1指導員]は、「元気」を沢山をいただき、笠井校長の[子供達を守る]という強い意志のもと、ご理解ある先生方の協力で無事に終了いたしました。

夏休みを控え、水難事故が多発する中、[一人でも幼い命が守れたら]と着衣泳の普及を願っております。

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2008年07月24日

7.13水害に活躍してくれた仲間達

①:ウェイト
②:グローブ
③:ライフベスト
④:ウェットスーツ
⑤⑥⑦:ザイルとパラシュートコード(荷重200㎏)
⑧:ハーネス
⑨⑩:ダイバーナイフ

2008年07月22日

2004.7.13水害 救援活動日記

水害のニュースを見るとかなりの被害が出ている。早く救助に行かなければの思いと、装備の選択ミスは許されないの思いがよぎり、自作防災倉庫に向かった。防災倉庫とは、1995年に田舎暮らしを始めたのであるが、若い頃から、ハンター・ダイバー・渓流釣り・山歩き等自然を相手に過ごし、ここ10年位感じていた事は、何かがおかしい!大きな自然災害(地震等)があるのではとの思いから、2トントラックのアルミコンテナを購入し、庭に設置、内部に棚やハンガーを自作取り付け、今まで使って来たキャンプ道具一式・ザイル、ハーネス・長期保存可能飲料水・米、缶詰め、カンパン・ドッグフード・発電機・ガソリン等を備蓄していた。
そこから、ゴムボート・ウェットスーツ、アシヒレ、シュノーケル付きマスク・ザイル、カラビナ・ダイバーナイフ・ポリタンクに水・着替え一式・発煙筒・救急パック・ライフベスト等々を引っ張り出し、車に積み、ラジオのニュースを聞きながら三条に向かった。ところが、市内愛宕町から大渋滞で、全く動けない。三条警察に電話をするが、お掛け直し下さいとテープが答え、三条消防署もお掛け直し下さいとテープが答える。長岡警察暑は電話が通じたが、高速道・一般道共に三条方面は、見通したたずとの答えが帰って来た。姪に電話し、現状を伝え、何があっても必ず行くからと落ち着かせ、再度、携帯バッテリーを無駄にするなとアドバイスをした。・・困った・・打つ手がない。ダメ元と思い、新潟県警本部に電話し、ヘリコプターでの救助要請をした。が、受け付けはするが、あまりに災害が大きいので、確約は出来ないとの答えである。無理もない・・、日付が変わって、7月14日午前3時過ぎ、ゆっくりであるがバイパスが流れ始めた。中之島・見附の被害状況は、暗闇で全く見えず、先行車両に早く行け々と念じていた。・・胃が痛くなるような走行の後、目的地
の直江町の案内板が見え、交差点から近い場所に車を留めた。ここから戦場のような光景が始まった。

2008年06月20日

社会復帰?しました!

ご無沙汰してしまいました。チョット悲しい事があり、その後始末に時間がかかり大変でした。来月はもう7月、この時期になると思い出すのが、7.13水害で2004の事でした。その日の夕方私の携帯が鳴った。三条に住んでいる姪からで、通話ボタンを押したとたんに飛び込んで来たのは、叔父さん助けて!の一報である。どうした!?と私、話を聞くと夜勤明けで帰宅し、夕方まで寝ていたが、物音で目覚め、アパート2階の玄関ドアを開けると、1階が水没し、駐車場は泥の海で、車の屋根も見えず、電気も来ていないと涙声である。落ち着け!すぐ助けに向かうから、これから叔父さんが言う事をすぐに実行しろと伝えた。姪は、ボード乗りなので、ウエットスーツがある、まずそれを着用させ、靴は紐付きのトレッキングシューズを履けと指示し、防水性の袋に財布・免許証・保険証・鍵を入れさせた。携帯の予備電池があるか?と聞くと、無い!の返事、携帯が私とのライフラインなので、バッテリー保護の為、状況が急変しない限り電源をかけるなと言い聞かせ、救助用装備の準備にかかった。 続く(^-^)/

2008年03月19日

総務省・防災まちづくり大賞 理事長賞受賞までの記録 その1

初めまして、防災士の谷井と申します。自宅は蓬平温泉の少し手前で美形の愛犬(親バカですねぇ)達と暮らしています。歳ですか?えーと、成人式に2回行ったまでは覚えてましたが・・・まぁ、そのうち・・・。先日、住民安全ネットワークの笠井事務局長からお呼びがかかり、私に防災日記をどうしても発信しろ!と命じられ、元来気の小さな私は断る事もできず(涙)高額のギャラ(ウソ)に負けて引き受けてしまいました。

今も若いのですが、さらに若いころから山歩き・岩魚釣り・ハンター・ダイビング・バイク等々自然相手に過ごして来ました。そんな訳でかなり危ない目にも合い、捜索やら救助やら体験する機会が多かったように思います。

つづく・・・

最初は、記憶に新しい7・13水害のお話からしましょうか。

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